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…でも、
「おぃ!!美夏!!、お前1つ袋持てよ~!!。何で花火だけじゃなくジュースとかお菓子まで買ってんだよ!?」
「イイじゃん別にぃ!!可憐さんだって一緒なんだし!。それに女の子に重い荷物持たせる気ぃ!?。ホントありえないですよねぇ~可憐さん?」
「え、で、でも…大丈夫ですか?。もしあれだったら私、持ちますよ?」
「大丈夫ですって!。お兄ちゃん最近筋トレしてるもんね?」
「あ、そ、そうそう!!、最近筋トレしてて…。ホント1人で大丈夫です!!。…ハハ…いやぁ~しかし軽くて全然筋トレにならないですなぁ~~!ハハハ…」
(…お兄ちゃん、可憐さんのこと好きなんだなぁ?)
ビックリしたぁ~~!!
急に、そんな“綺麗で可愛い顔”でこちらを見ないでくださいよ~!!
しかも…あんな優しい言葉まで言ってくれて…
美夏も可憐さんみたいな静かで優しい女だったらまだマシなんだけどなぁ~
改めて考えると、確実に俺は彼女に恋をしていた…
だからこそ“帰る”という言葉は俺には辛すぎる言葉だった…
俺は、あさってには帰らなきゃいけなかったから…
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