第二章 再会と花火

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おばあちゃんの家に着いてから、可憐さんも一緒に花火をして楽しんだ! おばあちゃんは先に眠くなったとかで寝てていなかったけど、父さんや母さん、俺と美夏…そして可憐さんを含む5人でかなり遅くまで騒いで楽しんだ…! 「じゃあ、そろそろ私、帰りますね?」 「えぇ~!!可憐さんもう帰っちゃうんですかぁ!?」 「えぇ…。本当、楽しかったです!。遅くまでお邪魔しちゃってすいませんでした…」 深々とお辞儀をする可憐さんを見て、父さんも母さんも『いえいえ』と慌ててお辞儀をしていた… 「じゃあ真聡!、可憐さんの家まで送って行ってあげなさい?。もう遅いし危ないから!」 少しお酒に酔っていた父さんがそう言った! 「あぁ!。…じゃあ可憐さん、行きますか?」 「すいません…、お願いします」 まだ俺は知らなかったんだ… その帰り道が…本当に彼女との最後の別れだったなんて… そんな事も分からないまま、俺は可憐さんに……告白したんだ… まるでそれは、突風が吹くような…大きく、突然に……
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