第一章 暑い夏の午後…

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白いワンピースを着た、髪は肩より下まである長い髪の、俺と同い年くらい…いや、大学生くらいの女性が立っていた! こんな暑い日なのに汗ひとつ掻いていないその人は大きめの麦わら帽子をかぶっていた… 「ぇ?、…店までちょっと…」 「じゃあ、私も一緒に行ってもよろしいですか?」 「えぇ、別にイイですけど…」 何だこの人…? ここら辺に住んでる人じゃねぇ~のかなぁ~ …でも、かなり綺麗な人だなぁ~! 年は…俺よりは年上かなぁ~ 何だか不思議な雰囲気を出すその女性と歩きながら、俺はチラチラとその人を見ていた! すると突然、 「名前、聞いてもよろしいですか?」 「は、はぃ!?。…あ、あぁ~名前ですか!?。俺は…真聡っていいます」 ビックリしたぁーー!! いきなり声掛けてくるんだもん!! でも、…なぜ名前なんか…!? 「…イイ名前ですね!。…私は、『可憐』っていいます!」 「可憐さん、かぁ~!。イイ名前ですねぇ!」 「ふふ…ありがとうございます!。真聡さんは、年はいくつなんですか?」 なんか普通じゃ聞かないような事まで聞いてくる人だなぁ~
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