第一章 暑い夏の午後…

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…その時の俺は…本当に不思議に思っていたんだ… ~その日の夜~ 「お兄ちゃん食べないなら美夏が食べるからねぇ~!」 「ほら真聡もいっぱい食べなさい!。あんたが今日の材料買ってきてくれたんだから!」 家族みんながワイワイやってる時、俺の頭の中じゃ今日の午後に会ったあの女性のことしか入っていなかった… 一目惚れっていうのはこういうヤツなんだろうか…? と言うより、なんだか不思議過ぎて気になる感じの方が強かった… あの後いろんな話で盛り上がった! 年は意外にも俺と同い年で、少し…いや、かなり嬉しかった! 1人でこっちに遊びに来たらしく、家は昔おじさんが住んでたトコらしい… 小さい頃から好きだった場所らしく、もう来れなくなるから最後に目に焼き付けて帰りたいとそう言っていた… やっぱり不思議な子だ…… 「巨大お肉いただき~!!」 「あっ!!、させるか!!。お前食い過ぎるとデブ美夏になるぞぉ~!」 「お兄ちゃんヒドイ!!。お年頃の女の子にそんなこと言うヤツは一生モテないんだから!!」 「お前、自分でお年頃とか言うか!?。プププ~ウケル~!!」 「バカァァァ!!!!」
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