┣12歳 春

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「確かに…全然聞いてなかったけど…」 俺がそう答えると達也は笑いだした 「ははは…橘君って嘘つけないタイプでしょ?(笑) 雅樹って呼んで良い?俺は達也で良いから」 達也の笑いに少し腹がたったが、断る理由もない為「いいよ」と答えた。 これが達也との出会い すごいしっかりしてて頼りになるやつ 俺はこの先、 何度も何度も達也に助けられることとなる。  
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