始まり

6/8
前へ
/41ページ
次へ
 少女は桜高校のであろう、ネクタイを締めブレザーを着ていて 後ろには木があり、それが桜の木だと認識させるように花びらが舞っている。 彼女は髪を風に靡かせて こちらを、悟の方を見て微笑んでいた。 まるで愛しい人を見つめるかのように目を細めて 悟(桜高校、か.....) 初めてかもしれない、こんな気持ち 何かに、あの女性の微笑みに興味を持ったのは、きっと――――---‐  
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

51人が本棚に入れています
本棚に追加