転校

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「夜叉(ヤシャ)あんた転校ね」 朝、欠伸をしていると突然母さんにそう告げられた。 夜神 夜叉(ヤガミ ヤシャ) てか、のん気に自己紹介してる場合じゃない。 『なんで?』 「ウフッ 校長直々にお願いされたのよ~♪」 ウフッって母さんキモ「何か言ったかしら??」 『いぇ、なにも・・・。』 母さん怖っ;; 今後ろに般若が見えたよ… 「最近夜叉の周りで鼻血出したり、倒れたりする人いないかい?」 鼻血出したり、倒れたり…? 少し考えてから。 『いるね』 父さんの質問に答える。 父さんは少し呆れたようにため息をつく母さんの横で笑いをこらえていた。 ・・・・・笑う場所あった? 「夜叉のせいだからね? 先生も生徒も倒れるから校長がコレじゃ授業にならないって言ってきたのよ。」 『なんで? 私関係なくない?』 「夜叉は天然だからな。 金髪も似合ってるし、瞳も綺麗だし、格好良くて綺麗だから男女問わず欲情させるんだよ?」 『………。』 父よ… 危ない発言は止めてくれ…。 「はい☆ 痛い人を見るような目でパパを見ないの♪」 『母さんも十分いた「黙れ糞ガキ。」…はぃ。』 母さんマジで怖いよ(微泣) 軽く一人殺めてそうな目だった・・・。 「ちなみに全寮制で男子校だから。 絶対問題起こすな? 起こしたら夜叉を地獄に落とすわよ。」 -ゾクッ 『はぃ・・・! わかりました;;』 男子校とか駄目でしょ!?でも、逆らったら殺される…。 とまぁこんな感じで私の転校が決まってしまった。
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