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みなさん、こんにちは。美波悠です。
作者の勝手な思い付きで始まる番外編での1番最初の餌食は、どうやら俺のようです。
『そんな事、言わんといてやっ☆』
(可愛らしくウィンク)
「作者………………殺るか」
「えーっ、何ヤんの?」
キラキラと目を輝かさせて現れたのは…
「……っ…あ、兄貴っ!」
突然の兄である亮の登場に困惑の色を隠し切れない弟、悠。
『てめぇ、きたねぇぞ!』(小声)
『ふふん♪作者だからイーんです☆悠君たらホントはうれすぃーく・せ・にぃ~フフフフフフ…』
『てめぇ、やっぱ殺ってやる』
「ゆぅぅう~?ねぇ、ねぇ、ねぇ、やっぱヤルって何ヤるの?」
うきうきワクワクどきどき、興奮状態に近い亮はズズズイっと悠に近寄りその顔を覗き込む。
「――っ///…ああああああああ!!あッ!!!あにきッッ!!!!///ちかい!!近い!!!近いッ!!!!!///」
「…悠?顔赤いよ?」
『大丈夫?』と心配そうに首を傾げる亮くん
もう、そんな無防備だと狼さんに食べられちゃうよーっ
「だっ、だだだだ、だ大丈夫、大丈夫。兄貴こそ急にどうしたの?」
「うんとねぇー、さっき神様からのお告げがあって、ココにくれば面白い事が起こるから、って」
「…おもしろい?」
『ふふん~♪ふふん~♪ふふん~♪……じゃ、そうゆうことで!』
――ガシッ
『逃がす訳ねぇだろ?』
そんなにニッコリと微笑まないで…僕のマイすいーとエンジェル~っ
ふふ、フフフフフフ…ぼ、ボコボコにされちゃったけど…悠の胸キュンツンデレ顔見れたから…ま、満足だもん!!………グス;
~その後~
「ねぇねぇ、ねぇねぇ、ゆぅ…俺と……ヤル?」
…………………………。
ブーーーーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!!!
――悠君流血事件。
この事件は来世まで受け継がれるとか、られないとか。
モチロン、こんな楽しい事を亮君にお願いしたのは………………………フフフ
※※※※※※※※※※※
「ねぇねぇ、ヤルってホントに何やんのぉ?」
やっぱり亮君はど天然の鈍感さんでした☆
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