母のもとへ

3/3
6人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
愛 「ここが601号室。お母さん大丈夫なのかなぁ。」 ガラッ 愛 「お母さん、起きてる?」 幸恵 「愛 ごめんね心配かけて」 愛 「ううん それより自分の心配して」 幸恵 「じゃお言葉に甘えて寝かせてもらうね」 そういったお母さんは弱々しく胸が痛んだ。 愛 「うん お母さんゆっくりして」 コンコン 愛 「どうぞ」 健司 「愛ちょっといいか?」 愛 「どうしたの?健司叔父さん。」 健司 「姉さんの検査結果は明日でる、だから今日はもう退散しないか?」 愛 「うん 私もそう思って」 健司 「じゃあ明日は頼んだぞ。」 愛 「え?」 健司 「明日から出張なんだ」 愛 「わかった、お母さんのことは私に任せて」 健司 「ごめんな、こんな一大事なのに」 愛 「ううん気にしないで。」 健司 「じゃ俺出張の準備あるから」 愛 「うん、じゃあね」
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!