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俺の思考回路が小鳥たちのさえずりとともに覚醒しはじめる。
数分後…
『お兄ちゃ~ん! 起きて~!』
髪の毛が少し茶色くて長い髪をひとつのポニーテールにした 俺と同い年の女の子が、一階からドタドタと俺の部屋へノックもせずに入ってきた。
そう……俺の妹だ……。
『お兄ちゃ~ん? はやく起きないと入学式に遅刻しちゃうよ~!』
入学式?
そうだった、俺と妹は双子であり、そして 同じ高校に入学することになったんだっけ?
忘れてた……
『お…にぃ、うぐっ… ぢゃん?はやっ…ひぐっ 起きてよぅ』
おっと! 泣くなっ!妹よ。
「わりぃ わりぃ 起きるよ ごめんな?」
『うっ…ぐ、 はやく学校いこ?』
妹は涙目+上目づかいで言ってきた。
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