動乱

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二人の少女は朱い月を見上げながら… 櫻煕 『なあ月讀、神はあの月が白くなるまで下界にいるように言ったよな。』 月讀 『ああ、そうじゃな。鬼退治をするように言ったな。』 櫻煕 『あんなに綺麗な朱い月を白くするのも、勿体ない話しじゃな!』 月讀 『うむ、勿体ない気もするのう。』 朱い月は見れば見るほど、真っ黒な闇に美しく輝いてそれは神秘的でさえありました。
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