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山を下りて、またいつものように二手に別れて行きました。
櫻煕は化け蛙のいた森へと再び向かいました。
森は大変広く先程は、沼の方を退治してまわったのでまだ見ていない所が沢山残っていました。
櫻煕は鼻唄を唄いながら森へと入って行きました。
今から鬼退治をするとはとうてい思えない雰囲気をかもし出していました。
櫻煕の歩いた後にはまた美しい花が咲き木の芽が芽吹いていきました。
楽しそうに歩いて行く櫻煕の視界で小さな何かが動きました。
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