出会い

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小さな影を見逃さなかった櫻煕は立ち止まり声をかけました。 櫻煕 『大丈夫、出ておいで。』 小さな影は迷っているようでした。 櫻煕 『私は妖鬼ではない、安心しろ。』 今度はできるだけ優しく話しかけました。 ? 『…本当に?』 櫻煕 『妖鬼ならばとっくに襲っておる。』 笑いながら言いました。
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