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『それもそうだよね。』
小さな女の子が木の影から恐る恐る顔を出しました。
櫻煕
『お前こんな所で何をしておる?』
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『お前じゃないもん!葉月だよ!』
年の頃なら五つほどの女の子は言いました。
櫻煕
『それはすまなかった!
葉月と申すか、私は櫻煕じゃ!』
女の子は安心したように、にっこり笑って近づいて来ました。
葉月
『お姉ちゃん…変な喋り方だね。』
櫻煕は少しだけ…
葉月を殴りたい衝動にかられてしまいました。
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