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「あ、永倉さんも一緒に作ります?」
「い、いやぁ……俺は遠慮しとく…」
あくまで、彼は試食担当のようだった。
永倉さんの様子を可笑しそうに眺めていたが、そんな中で不満そうな声が聞こえてくる。
「永倉さん~…。貴方までそういうこといいますかぁ?まるで人を冷血人間のように」
「……俺、間違ったこと言ってるか?」
「……なんで私に話を振るんですか?」
「や、だってよぉ…」
永倉さんの視線が私に向けられて、質問に答えず質問を質問で返してしまった。
もちろん、永倉さんの言葉に大いに同意したいけど、沖田さんの前で頷ける勇気は私にない。
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