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一月一日、元旦。
この時代に来てから、初めてのお正月を迎えることになった。
目覚めのいい朝。
今日の仕事といえば、お節の盛り付けと、それを運ぶこと。
私は着替えて、台所に向かった。
既に斎藤さんが準備していると思ったが、台所にいたのは違う人達だった。
「お、美味そうなお節」
「……つまみ食いしちゃう?新八っつあん」
「……大いに賛成だ」
三人は大きく頷いて、まだ手の付けられてないお節に手を伸ばした。
「……何してるんです?」
「「「!!!」」」
三人の肩が同時に震えて硬直した。
恐る恐る振り返り、怯えたような瞳を私に向けた。
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