*13 けじめ

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「……何だか…もう、疲れちゃったんです」 言葉通り、山南さんは疲れきった顔をしていて、顔色が悪かった。 今にも倒れそうで……私は心配で心配で堪らなかった。 だけど、山南さんは話を続けた。 「……どれが正しくて、 どれが間違っているなんて 誰にも分かるはずありません。 だから今の新撰組が分からない。 ……少なくとも、私自身がこう考えているのは、間違っていると感じているからでしょう。 ……だから、もう辞めにしたい。……楽になりたいんです」 「………」 「………」 暫く、沈黙が続いた。 切ない気持ちでいっぱいだった私は、振り絞るような声を発した。
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