運命

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「また遅刻か…」 祐樹はだるそうに呟いた。 「オッス!アホ!」 祐樹にそう言ったのは同じクラスの神崎良平だった。 「良平…残念だけどお前の方がアホだよ。祐樹は勉強はなんか知らないけどできるからな。」 そう言って来たのは同じクラスの中田和也だった。 普段はこの三人で行動することが多い。 実は祐樹達の通う清々学院高校は全国の私立高校でも上位に入る進学校だ。 だから皆それ相応の学力は身につけている。
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