出会いと再会と…

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静流が星羅を連れて、 花を摘んでいた 多分、気をきかせてくれたんだろう 「胡蝶、聞いてもいい?」 「何?」 「お前は本当に胡蝶なのか?」 馬鹿な事を尋ねているのはわかっているんだ 胡蝶の顔をじっと見つめる 「そうだよ…那智」 「ごめん…俺はまだ信じられないんだ…だって…」 「俺は星羅をかばって 死んでしまったから?」 「ああ…」 「だけどね…強い気持ちや心残りがあれば、不思議な事も起きるとは思わない?」 「まぁ…ね」 だけどそれは星羅の運命までも変えてしまうのではないのか…? 「星羅が心配?」 「正直に言えば心配だよ」 「大丈夫だよ…」 「えっ?」 寂しそうな顔をして笑う 「俺は確かに星羅に逢いたくてこうして戻ってきた…だけどそれなりの リスクも…」 『胡蝶~!』 「まぁ、そういう事だ」 「あっ…」 胡蝶は立ち上がり 星羅達に向かって行った 肝心な事を聞き逃したような気がした リスクって何だ? 一体、胡蝶はどんな リスクを背負っているんだろう…
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