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「お疲れ様でした、お先失礼しますー。」
私は仕事を終え、会社を出る。
紅音が待っている、と思えば満員電車なんて楽勝。
暗い道なんてダッシュで走れる。
「ただいま、紅音。」
「お帰り、紫野。もうご飯できてる…よっ…んんっ、あっ…」
「…もう、紫野!それは後ででいいから、早くご飯にしよ。」
「はぁい…。」
「煮込みハンバーグおいしいー!また腕上げた?」
「本当?えへっ。今日は仕事量少なかったから、じっくり作ったんだ。」
「奥様に感謝。」
「うふっ。たくさん食べてねー。」
「もちろん!」
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