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「あっ、んん、んあっ…んっ、んっ!んーっ!」
顎を上げ、背を仰け反らせた芙羽が達し、そのまま私に崩れ落ちる。
髪が顔に重なる。
視覚も触覚も嗅覚も、ありとあらゆる感覚が芙羽で満ちる。
「…はぁはぁはぁ」
「はぁはぁ、芙羽、芙羽…」
愛しい人の名前を呼ぶ。
私の全ては彼女で満たされているのに、腕の中に抱き留めているのに。
まだ足りなくて彼女の名前を呼ぶ。
「んっ、万絋…」
そう一言答えながら、髪を掻き上げ、体をぴったりと私のに重ね合わせる。
彼女の汗や愛液が感じられる。
私が指についた愛液を舐めると、彼女は恥ずかしそうに顔を逸らす。
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