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「お疲れー!」
「お疲れ様です。」
部活後、私は先輩マネージャーに仕事を頼まれ、一人残ってこなしていた。
ふと気付くと、外は真っ暗。
もう7時前だ。
仕事を終わらせ、荷物を取りに部室へ行くと、まだ電気が点いていた。
誰か残っているのかなぁ…
コンコンッ
「失礼します…って晶!何やってんの?」
「仕事終わったー?香澄一人で帰らせるの嫌で待ってた。」
「…別に子どもじゃあるまいし、大丈夫だよ。」
「いーの、勝手に待ってたんだから。じゃあ帰ろ?」
「うん…。」
私達は荷物を持ち、晶は電気を消そうと入り口に行き、私は鍵を探そうと鞄をごそごそしていた。
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