隣の住人

21/27
前へ
/375ページ
次へ
「んぁ、まだぁ…もっと…」 伊東が喘ぐ。 閉じられた伊東の瞳を見ながら薬指も入れる。 胎内の熱を感じる。 次第に伊東の動きが早くなる。 小さく声を規則的に発し、蜜を零す。 「ぁあん…あき、る……」 最後に一度、突き上げた。 「んくっ、あき、秋留さぁん!!…!!」 一際蜜を零す。 絡み付く感触は、甘さを感じさせた。 奥から指を引き抜き、舐める。 口に伊東の味が広がる。 隣で伊東が息を整えている。 伊東にブランケットを巻き付ける。 「ありがとう、ございます…」 息も切れ切れに伊東が言う。 答えずに、ベッドから下りて服を拾い集める。
/375ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3153人が本棚に入れています
本棚に追加