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「そんな色白いくせに、何言ってんの…。」
私は呆れながらスカートを脱いだ。
うまく水着を着て、上まで伸ばそうとセーラーも脱ぐ。
「…理玖、それ、」
「え?」
私の向けた背中を見ながら、麗が言葉を詰まらす。
「何、虫でもついてる?」
「じゃなくて、痕…」
「痕?」
私は奥にある鏡前へと行き、その意味を悟った。
「あーあ。これ。」
「理玖、あんた…」
「ふぅん、麗にはこれが分かるんだ?」
「!ば、ばかなこと言わないでよ!」
「別にいいんじゃない?中学生でこんなの分かるやつなんか、限られてるよ。マセタガキだけ。」
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