3153人が本棚に入れています
本棚に追加
/375ページ
感度の高い一点を振動と共に攻める。
泉も体を揺らし、私の動きと重なる。
「…穂乃香、穂乃香っ」
「ここにおるよ?泉、ほら…」
顔を近付け唇を触れ合わす。
その瞬間、泉が強く震えた。
「…!!」
そして息を荒げたまま、私に倒れ掛かってきた。
「ー…ん、」
ベッドが少し軋み、布団とシーツの擦れる音がし、泉の声が漏れ聞こえた。
「起きた?」
書き物をしていた手を止め、デスクのライトを消し、ベッドに腰掛ける。
「あ、運んでくれた…?」
目をこすり、ゆっくり起き上がる。
「重かったー。泉、太ったんちゃうの?」
最初のコメントを投稿しよう!