安定剤・興奮剤

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感度の高い一点を振動と共に攻める。 泉も体を揺らし、私の動きと重なる。 「…穂乃香、穂乃香っ」 「ここにおるよ?泉、ほら…」 顔を近付け唇を触れ合わす。 その瞬間、泉が強く震えた。 「…!!」 そして息を荒げたまま、私に倒れ掛かってきた。 「ー…ん、」 ベッドが少し軋み、布団とシーツの擦れる音がし、泉の声が漏れ聞こえた。 「起きた?」 書き物をしていた手を止め、デスクのライトを消し、ベッドに腰掛ける。 「あ、運んでくれた…?」 目をこすり、ゆっくり起き上がる。 「重かったー。泉、太ったんちゃうの?」
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