I hate me,but you love me.

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「紋歌ー、今日の挨拶かっこ良かったよ!」 「ホント!」 無事に新入生歓迎会を済ませ、放課後に生徒会の友達が言ってきた。 「そう?ありがとう。」 「気を付けてよ?かっこいい生徒会長は新入生の憧れの的なんだからねっ!」 意気込む友達が顔を近付ける。 「だめ。」 急に声がしたかと思うと、友達が引き離され、代わりに珠梨が近づいてきた。 「紋歌はあたしの彼女なんだから。」 「珠梨…」 周りから溜め息が洩れる。 「でも、紋歌って変わったよね。」 「え?」 一年生の時からずっと同じクラスの佐奈が言った。 「最初の頃は、目立たない感じで、壁作って引き籠もってる雰囲気あったし。」
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