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「―…真琴、今日マンション行っていい?」
杏南がそんなこと言うから、私は持っていたサンドイッチを落としそうになった。
杏南を見ると、顔を赤くして俯いている。
「それ…どういう意味か分かってる?」
「…」
「嫌じゃなかったっけ?別、無理しなくていいよ?そりゃあ…抱きたいけど、無理矢理しても、ね。」
「…ボソッ…」
「えっ、何?」
「あっ、ううん!ねぇ…いい?今夜は…行きたいの。」
杏南…?
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