気持ちいい手

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「!!っー…!!」 私は杏南とつながった。 私の動きに合わせて杏南も動く。 「んっ…痛くない?」 「いい…ま、ことぉ…」 互いの息が熱い。 杏南の潤んだ瞳、うっすら開いた唇、仰け反る背中… やばい、私も… 「ね、杏南…私にも、挿れて?」 「えっ…ん。」 耳元で甘く囁く。 杏南は顔を赤くさせている。 私と杏南は向き合う形になった。 杏南がおそるおそる手を伸ばしてくる。 「濡れてる…」 そう呟いた杏南は、私の中に入ってきた。 「くっ…んっ、ぁあん…」 声にならない声が漏れる。 やばい、気持ちいい… 自分の手なんかじゃ追い付かないぐらい。
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