LightHouse

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「穂村先生っ!」 「二人の時は早矢姉でいいよ、明日嘉。」 「うんっ!」 こんな何気ない会話ができることがすごく嬉しかった。 早矢姉はずっと私の憧れだったから。 年の離れた従妹の私にも優しい、かっこ良くて、強くて、綺麗な従姉だった。 「早矢姉の授業、解りやすいよ。私、英語好きになったもん!」 「本当?明日嘉に言ってもらえると心強いなぁ。」 「えへへっ」 こんな一言でも、私はすごく嬉しかった。
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