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早矢姉がいなくなった後、私は目標を失って彷徨っていた。
誰を、何を追えばいいのか分からなくて。
昔は火の灯った灯台を目指して進めば良かった。
でもー…その火は消えてしまった。
はっきり言って、私は今も彷徨っている。
本当にこの道でいいのか、あの時の言葉は、あの時の振る舞いは…
でも、迷ってもしょうがない。
私は決めた道を進んでいく。
早矢姉、私少しは近付けたかなぁ…?
私、少しはかっこ良くて、強くて、綺麗になったかなぁ…?
私はもう19才だよ。
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