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【彩、何でそんなこと聞くの?…私が不安にさせてるんだよね、ごめん。】
【違う、そうじゃなくて。最近会えなくて、触れてなくて、自信持てなくなって…ごめん。】
【私はずっと近くに彩を感じてる。彩はそうじゃなかったの?】
【違う、近くに感じてる。晴妃が一番大切。でも不安になって…矛盾してるって分かってる。なのに…晴妃に触れたい、今すぐ。ねぇどうして隣にいてくれない?どうして離れてる?近くにいてよ!】
心が千切れそう。
悲しくて悔しくて涙が止まらない。
でも、抱きすくめて優しくキスして、互いの気持ちを落ち着かせることがすぐにはできない。
私達は今日も別々の場所で独り寝をしているから―。
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