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『ひばり久しぶり…』
その人は私の顔も見ないで言った
『一年も連絡くれないで心配したのよ』
『ここじゃなんだから…』と私達三人は喫茶店に入った
『僕たちの事は、やっぱり家族が反対してて…その…なかったことにしてほしいんだ』
連絡もなく一年も私を待たせて、なんなんだこの裏切りは!
『で、彼女が新しいお相手?』
『すまない』と頭をさげたその男に頭から熱いコーヒーをかけて私は店をでていった
叫び声聞こえたけど知ったこっちゃない
愛とは気まぐれ、信じていてもこうやって手酷く裏切られるものだ
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