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『何かあったか?』
タバコを吸いながら修は聞いてきた
『アメリカにいってた彼氏がさ、女連れて帰ってきた(笑)』
『だからあんなのやめとけって言っただろ』
『今日は彼氏とエッチやる気満々で空港まで迎えにいったのに。だから性欲が二倍になっちゃった(笑)』私は笑いながら修のタバコを取り上げて吸った
『お母さんと同じ…男みる目ないのよ』
『まあそう言うなよ…ばあさん泣くぜ』
『もう言わないでおく(笑)今日仕事は?』
『あるかどうかわかんないね(笑)』
『いつまでも探偵なんて仕事してないで、まともに働きなさいよ。ヤバイ依頼もあるんだからさ』
『そのうち考える』
『幼なじみとしての忠告よ』
私は下着をつけなが本当の事を言った
修と私は幼なじみ
ものごころついた頃から一緒にいる
セックスするのは愛とか割り切りとかでもない
お互い知りすぎているから安心できる一つの行為
ただ修は信用できる男だ
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