黒子

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 目覚めると、汗でシーツまでびっしょりと湿っていた。    目覚まし時計があと十分ほどで鳴りだす時間。    厭な夢を見ていたようだがもう忘れてしまった。だが、そんなことももはやどうでもいい。       痒い。  とにかくかゆいカユイカユイカユイカユイカユイカユイカユイ。
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