淡く儚い命

4/4
前へ
/4ページ
次へ
まだ遊びたいこと、たくさんあったのに。 これが君の温もり、温かいけど淡く儚い光。 空からみてるよね。僕のこと。 今年も晴れたのは君のお陰。 今までありがとう、これからもよろしくね。 僕は桜の根元にある鈴に目を向ける。 ありがとう僕の親友、 僕は人、君は猫として生まれたけど、僕の大切な色。 いつかまた会う日まで。 この思い、あの日に君へ届くかな。 この時、 僕と君を励ますかのように、 暖かい、優しい風が吹いていた。 生きていたあの日の君へ。 ありがとう。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

413人が本棚に入れています
本棚に追加