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「大丈夫か?」
『大丈夫です』
顔をあげて君と気付いた時は嬉しい気持ちになっていた、それと同時に掴む君に驚いた。
『タオルと傘、ありがとうございました』
たった数秒の俺を変な人だと思われてもおかしくない俺を覚えていることに胸の中の気持ちは大きくなっていた。
雨が降れば君に会えると俺は雨の日が続いて欲しいと願った、それと俺は君に嫌われたくなくて自分の気持ちを隠し続けようと決めた。
「えっ…?」
上司から告げられた言葉に俺は複雑になっていた。
やりたい仕事が出来るのだから嬉しい事だが、受ければ君に会えなくなる、しかしこんなに早く決まるなんて。
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