クロのだいぼうけん

ぼくにだって分かる！

今日はすっきりした風のふく秋の日。

開けられた窓からは茶色になった葉っぱのにおいに混じって、どこからか柿の甘いにおいの風が入って来る。

太陽の光がまぶしくなくなったころ、いつものようにご主人様のお母さんがご飯を運んで来てくれる。

いつも同じご飯。たまには違うものも食べたい。