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(⚠グロ表現入ります)
リンクはいつも通り、朝日が登るとともに目を覚まして台所に向かった。
昨日、ピーチ姉に頼まれた色々な事は何故か綺麗にこなされていた。
きっと、あの変な妖精か悪魔がしておいてくれたんだろう。
これで俺が舞踏会に行ったという証拠はどこにもない。
あれはただの
一夜の甘い夢、
幸せな夢を
見れただけ。
大切な思い出。
誰にも邪魔はさせない。
リンク「…あれ?」
台所に誰かいる
いつもは俺が一番に来て朝ご飯の準備やら畑の手入れをするのに…
近くにあった箒を握ってそろそろと台所に向かっていった。
リンク「…!!ピーチ姉様…?」
台所に座っていたのは後ろ姿のピーチ姉だった。酒の臭いが充満しているところから見て、机につっぷしってそのまま寝てしまったというところだろうか?
箒を壁に置き、姉の体をゆさゆさと揺すってみる。
リンク「お姉様、こんなところで寝ておられたら風邪をひきますよ?」
ピーチ「…ん、お前はシンデレラ?」
リンク「はい、おはようございます。さ、早くお部屋へ…」
ぱぁ…ん!
次の瞬間、リンクは急に立ち上がったピーチの張り手をくらって床に倒れていた。
頬がじんじんして痛い。
ピーチ「憎い…私はお前が憎くてたまらないよ、汚いシンデレラが」
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