■シンデレラ

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ピローン♪ ピット「(よし、保存!!)シンデレラに贈り物だってw大事にしなさいって魔王様が。なんでも貴方の親方様からだと…」 リンク「(もしかして今の音…写メられた?)魔王様ー!!!!!!ありがとうございまーす!!」 リンクはピットから白い箱を受け取り、烏が飛んできたであろう方向に向かってお礼を叫んだ。 カービィ「(僕はあえて何もつっこまない事にしておくよ、うん★)」 . 箱を開けると綺麗なガラスの靴が入っていた。 ピット「そーいえば、靴を用意するの忘れてたからちょうど良かったw」 カービィ「確かに裸足で舞踏会は行けないよねー。オシャレは靴からっていうしー★」 試しにその靴に足を通してみると、図ったかのようにピッタリと入った。 カービィ「よーし、これで準備おk。悪魔、説明頼んだ★」 ピット「(キタめんどくさがり)…随天使と妖精との『契約』の期限は今日で切れる、だから12時の鐘が鳴り終わるまでに舞踏会から抜け出してw」 カービィ「さもないと、いつもの汚いシンデレラに戻っちゃうからさ★」 ドレスの下には、見えない痣などがあるのだろう。 可哀想なシンデレラ。 カービィ「うわ、もうこんな時間じゃんか★という事で堕天使、お城までよろしく」 ピット「僕は随天使じゃなくて悪魔…、(って。あー正体バレちゃった)わかったよ」 ピットは呆然としているリンクのそばで浮き上がり、そっと手を差し伸べた。 ピット「さ、参りましょう。お姫様」 にこっと笑うのは悪魔。 リンク「…はい」 笑い返すのは灰のプリンセス。 二人の姿は、いつの間にか視界から消えていた。 きっと悪魔が空間の扉を開いてワープしたのだろう。 よくするよねーと妖精は一人ごちて喉をごろごろと甘える子猫のような音を鳴らした。 カービィ「其れが悪夢になるかならないかは、君次第だよ」 ね? 僕の可愛い玩具-オモチャ- 君が憎しみを抱くには 少しだけ『絶望』が足りない あと少しー… .
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