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#)春日宅
「なぁ、若林」
「あー?」
俺の家でネタ作り中。
若林はいつも通り、だるそうに応答する。
若林は寒そうにこたつに体をすくめる。
「俺、お前が死んだ夢見た」
「はぁ!?
縁起悪っ、やめろよ」
「誰かがお前の首を絞めてた」
「…」
若林は嫌そうに顔を歪める。
そりゃそうだ、自分が死んだ夢を見たと人から言われて嫌じゃない奴がいるわけない。
俺はすまんと若林に誤り、またネタ作り励もうとした。
「…で?」
「え?」
「まさかお前、俺が首を絞められてんのに、見てただけだったのか?」
若林は頭をぽりぽり書きながら俺を睨んだ。
「…覚えてない。」
「…はぁ、そうかい」
「だっだが、泣いていたのは覚えてる!!」
「もう死んでんじゃねぇかよ!!!」
『………』
「でもな若林」
「…なんだよ」
「俺気づいたんだよ」
若林はそっぽを向いてたがやっと俺の方を向いてくれた。
「何があってもお前を守るって」
なんとなくこの言葉を言うのは恥ずかしかった。
若林は目を見開いきびっくりした様子だ。
そしてまたそっぽを向いた。
「…春日」
「なんだよ」
「その言葉言うの、恥ずかしくなかったか?」
「…多少な」
若林が方をすくめて笑ったのが分かった。
「ばーかwww」
「なっ…春日はインテリだ!」
「インテリアの間違いだろー」
『………』
「なぁ春日」
「…なんだ」
「守れよ、俺のこと」
「!
…おう!!」
とびきり笑顔の若林に、俺はとびきり笑顔で答えた。
俺はこれから先、何があっても若林を守ろうと思う。
end
(さぁて腹減ったな。春日なんか食いにいこu(パンの耳食うか若林?)
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