慰安遠足

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その一方、あたし達3人が乗っている観覧車も気まずい空気が漂っていた。 何でこんな空気が流れてる訳;? でもそんな事を考えてる前に空気を変えなきゃ、とあたしは口を開き話を切り出す。 「そ、そういえば3人だけで話すのって初めて…だよね」 琉「かもな」 烙「……多分」 「そ……っか」 …~~~っ!もう、何話せば良いのか全然解んない! 2人共、ノってくんないしもうこのまま地上に着くまでそうやってボーっとしてろっての。 あたしは2人をそっちのけでどんどん高くなる景色を眺める。 琉「(お前、凛がマジで好きな訳?好きじゃないなら止めろよ)」 烙「(……俺、は―――)」 2人は凛をそっちのけで何をやってたかというと、目で会話をしていたのだった。 .
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