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『気色わるいんじゃぼけぇえ!』
「ぐふぅ!」
奇声と共に一人の男が吹っ飛んだ
「あっ…そんなとこも好きだぜ」
『くどいっ!』
「姫…どうせならヒールで踏まれたい」
飛ばされたにも関わらずしつこく付き纏う男の顔面を踏み付ければ更に男は興奮しているようだ
『いやあぁあ!』
「テンメェ!
くーちゃんに踏まれやがって羨ましいじゃねぇか!」
俺の足を撫ではじめた男に勢いよく突っ込み引っぺがす男
東雲大輝…厄介なのが増えたな
「くーちゃんの足触りやがってよぉ…慰謝料1億払いな」
「…王子だからってなんだよ
お前だって相手にされてねぇじゃねぇか!」
「……」
「ぐへぇっ!」
襟元をぐっと引っ張り顔面を殴り飛ばした
男は襟元を掴まれているため飛ぶに飛べず首をぐわんぐわんと揺らして白目を向いていた
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