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「よし、今から新しいドレスと宝石を買いに行くか。」
義母のこの一言で三人は出ていきました。
「妃…ね……。」
三人が出ていった後、良太郎は溜め息をつきました。
きっと今日の夜はドレスの仕立てやアクセサリーの見立てで忙しくなるのだろう思い溜め息をついたのです。
「あ……馬車をお願いしなきゃ……。」
そう言って、良太郎は馬車を頼むために出かけました。
「良太郎、そこの真珠のネックレスとって。」
「良太郎、そのリボン取ってくれんか?」
「良太郎、メイク手伝え。」
先程から良太郎は大急がしです。
それも、もうすぐお城へ行く馬車が到着するからです。だから良太郎は右往左往しています。
「よし、準備できたぞ。」
三人は準備が終ると玄関に向かいます。
「じゃあ、家の留守を頼んだぞ。」
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