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「ただいま」
俺はリビングに向かった
「父さん、今時間有る?」
「なんだ?」
「少し、俺の球受けてくれない?」
「少しだけだぞ」
俺たちは公園に向かった
「しかしどうしたんだ?急にうけてくれなんて」
父さんはキャッチボールをしながら不思議そうに聞いてきた
「明日紅白戦なんだ。少し投げときたくて」
「そうか…」
そう言うと父さんは座った
「こい」
俺はいつも通り投げた
ビュ!
バアン!
父さんは目を丸くして受けていた
「父さん?」
「もう一球投げろ!今度は本気で」
俺は今度は全力で投げた
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