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久光一行は京の薩摩藩邸に入った。
大久保『このまま京に滞在しちょりますと何かと問題があるち思いもす。薩摩に戻られるのが良いかと…』
イギリスの報復を恐れる大久保の姿があった。
久光『わかった。こんまま薩摩に帰っこつにすっ!』
藩命が通達された頃、半次郎達は夷人斬りの件で話が盛り上がっていた。
半次郎『じゃぁ最初に奈良原さぁが夷人を斬ったとか?』
奈良原『じゃっ。おいがあん夷人を斬り馬から落とした。じゃっどん…止めを刺したのは有村さぁじゃった。』
半次郎『なんちぃ!最後は有村さぁじゃったんかぁ~。おいも居たかったぁ~。』
あかね『しかし…報復があるやもしれない…』
半次郎『そん時はおいが蹴散らしちゃる!』
あかね『そんな簡単な話じゃないんだけど…』
半次郎達薩摩藩士は気持ちが高ぶっていた。
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