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「どうしたんですか?」
背の高いその青年は色は違うがおれたちと同じ制服を着ていた。
相手もおれたちの制服に気が付いたらしい
「2人とも外部からの新入生でしょう?あっ、少し待って下さいね」
サッと慣れた感じで紙袋を抱えてない手で学生証をリーダーに通してくれた。
ガガガガガガ……
轟音を立てて巨大な正門が内側へ開いてゆく。
門が開ききったところで青年は微笑みながら、女性をエスコートするかのように右手を学園内に向けてこう言った。
「ようこそ、麗華学園へ。中へどうぞ」
その姿は女子なら一発KO、簡単に惚れてしまいそうだ。
なんつー、良い笑顔!
不覚にも男のおれでもヤバい!と思っちゃったぞ?
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