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部屋にいなかった君を心配して捜しに来た俺。
乾板で見たのは君の明るく..
そして悲しい笑顔だった。
音が、消えた…
間に…合わなかった…
俺の伸ばした指先が、彼女のドレスを掠った。
波に弾けるように君は泡となり、暗い海で輝くパールのように、弾けて消えた…。
その声は俺を現実に戻させた。
「あなたのせいよっ!!!」
「妹を返してよっ!!!」
下から金切り声が聞こえたんだ。
見ると幾人もの女達が海に浮いていた。
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