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シラス「俺もアイテム・ルーラー習得出来ないかな?」
シラスはそういって目を輝かせた
アキラ「うーん……能力選別で商人と決まれば使えますけど……そう言えばまだ皆さん能力選別してないんでしたっけ?」
アキラはシャルの点検したアイテムを全て詰め終わり、眼鏡についた汚れを拭きながら二人に聞いた
能力選別……
それは自信に眠る力を選別する儀式
一度その能力に目覚めると一生その能力を背負い生きていかないといけない
ミント「はい……たしか今週末の授業に能力選別があっと思います。カイ君ガク君、後キーリちゃん達三人はその日まで自分の欲しい能力になりたいって特訓してましたから」
シラス「へえ……だから最近あの三人見ないのね」
シラスの言葉にミントは頷く
アキラ「ほうほう、三人は何の能力に目覚めたいんですか?」
ミント「確かカイ君が戦士、ガク君が盗賊、キーリちゃんは剣士だったと思います」
アキラ「ミントさんは?」
ミント「私は魔法使いがいいですね……私体術が苦手なんです」
ミントはそういってもじもじしてしまった
シラス「俺は商人……と言いたいとこだが武道家だしな……能力も戦いかたも俺に会ってるし」
アキラ「へえ……皆うまくなりたい者がバラバラに鳴りましたね」
アキラはそういって何かのメモをとっている
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