ゾナー専門学校

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学校が終わり、寮へ帰る。 一応、家具はある。テレビ…エアコン…テーブル…。 ただ備え付けの家具しか置いていないため、部屋の中は殺風景だ。 缶コーヒーの空き缶が数本散らばっている。 電気をつけると、すぐさまボブがノックもなしに入ってきた。 「よう!どうだったトム?俺、3人くらい友達なったぜ!担任は凄く怖そうだったけど…。」 いきなり入るやいなや、自分の情報を喋り始めたボブに、少しイラッときたが返事を返した。 「友達…みたいなのはできた。マークって名前だった気がする。担任はオーカって女性だった。」 「マジで!?オーカってあのオーカ・ヤマグチか!?すげぇな!」 こいつもオーカ先生を知っているようだ。 見るからに羨ましがっている。 そのあと2人でご飯を食べに行き、何もすることがなく、ただダラダラと時間潰しに喋り、1日を終わらせた。
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