思い出の春

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「せんせぇ~い」 下から見上げた、まんまるの目をした、たくさんの子供達が私のエプロンを引っ張る。 「ごめん、ごめん。」 「せんせぇい、早くブランコに行こう」 「うん。行こうかぁ!」 ふと、私は昔を思い出していた。 確か雲一つない、晴れた春の温かい日だったね。 5年立った今でも私はこんな晴れた春の日は、必ずあなたの事思い出すよ。
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